長時間高い集中力を保ち作業能率を飛躍的に上げる方法

セールスライターが実際のライティングをするのは、午前中が多いようです。私も集中してライティングするのはほとんど午前中です。ここでライティングと言っているのは、セールスレターやLPのヘッドライン、サブヘッド、ボディコピーを書く作業のことを指しています。

 

私がライティングをする日は、だいたい朝8時から13時までの間にやるようにしています。午後はまったくやらないかというとそんなことはなく、主に書いたものを編集するときに、書き直したり、書き足したりということはやっています。

 

特に本文など長い文章を書く場合は、集中力を高めて一気に書かないと、なかなか進まないので、そういう作業は午前中にやります。

 

ライティング自体はかなり体力を消耗する作業になります。集中して一気に書き上げるというのは、かなりしんどいので、長時間続けるのは結構難しいと思います。なので、私もだいたいその日の午前中に出来たところまでにして、残りは午後にやるのではなく、翌日に回すことが多いです。

 

午前中の4、5時間でも結構疲労が大きいのですが、長時間集中力を保つオススメの方法があります。これはセールスライターの間では有名な方法でして、「33分33秒の法則」というものです。これは33分33秒経ったら、一度作業をやめて、5分休憩し、また33分33秒で作業してというのを繰り返します。

 

この33分33秒というのは、もともとは、アメリカの有名なセールスライターであるユージン・シュワルツという人がやり始めたもので、それが一般に広がり、今ではたいていのセールスライターが知っている方法です。(知っているからやっているとは限りませんが)

 

この方法は驚くほど効果が高く、作業している33分33秒の間の集中力もかなり高くなります。やっていると本当に時間が経つのを忘れて集中出来ます。

 

なぜ、33分33秒なのかという疑問が出ますが、時間そのものにはあまり厳密な意味はないようです。つまり33分00秒でも、32分でも、34分でも大差ないようです。

 

一番のポイントは、33分33秒経ったら、作業がどんなに途中であっても「すぐにやめる」という点です。どうしてもキリのいいところまでやりたくなりますが、それをやると効果が減ります。

 

何故かというと、この途中でやめて中途半端にするというのが、「ツァイガルニク効果」と言われているものです。ツァイガルニク効果というのは、人間は物事が未完了のままになっていると、そのことをよく覚えているというものです。呼び名は、旧ソビエト連邦の心理学者ブルーマ・ツァイガルニクの名前から来ています。

 

このツァイガルニク効果でよく例に出されるのは、レストランのウエイターが、客の注文をメモしなくても記憶しているが、料理を出した後は忘れてしまうというものです。要するに仕事が途中で仕掛かっている状態だと人はよく覚えているということです。

 

これを利用して、作業を途中でやめると、脳が記憶していて、次に始めるときには、すぐにピークの状態から始められるというものなのです。キリのいいところまでやってしまうと、脳が完了したと認識してしまい、次に始めるときに、アイドリングのような状態になり、集中力が高まるまで時間がかかってしまうのです。

 

一方集中力の方はそんなに長く続くものではありません。ライティングのような「重労働」の場合は30〜40分くらいがちょうどいいところだと思います。だからユージン・シュワルツが33分33秒に設定したのだと思います。

 

少し横道に逸れますが、私が会社員時代は、会議というとだいたい1時間、少し大きなものだと2時間コース、さらにそれよりも長時間の会議もありました。さすがに2時間を超える会議で休憩なしというのはありませんが、2時間くらいなら休憩なしで会議をするというのは珍しいことではありませんでした。

 

2時間集中しているじゃないかという人がいるかもしれませんが、例え会議の進行役であっても、2時間ずっと集中し続けている状態というのは、まずないと思います。人が長々と発言しているような時には、自分の頭がOFFになっているなと感じました(笑)

 

ライティングの場合は、ボーっとしている暇はないので、ひたすら集中してパソコンに向かって文字を打つことになります。なので、会議の時とは集中度合いが全く違うと言っていいでしょう。

 

私は最初の頃は、33分33秒でやらずに、もっと長い時間書いた時もあります。その時はその時でメリットというか、素晴らしい体験もしました。それは何かというと、いわゆる「ゾーンに入った」状態で、周りの音も聞こえないくらい、集中力が高まって、気がつくと1時間半くらい経っていて、その間記憶がないというか、ライティングだけに集中できたということがありました。

 

それは何とも不思議な体験でした。よく「何々の神様が降りてきた」という言い方をしますが、まさに「コピーの神様が降りてきた」という感じでした。ただ、問題もあって、その後は疲労感が強くて、まったく作業が出来ませんでした。

 

その1時間半くらいだけで十分進んだわけですから、それでよしという考え方も出来ますが、ライティングが本業になって、書くボリュームも増えてくると、どうしても時間が必要になってくるので、集中力を高く保ったままある程度長時間作業することが必要になってきます。その際に有効なのが33分33秒なのです。

 

33分33秒のリズムでやっていると、4〜5時間は十分集中することが出来ます。なので、今はこのやり方でやっています。

 

あと、休憩時間ですが、これも5分以上休憩してしまうと、やっていたことを忘れてしまうので効果はなくなります。また休憩時間に違うことをしたりして頭を別のことに使うのもよくないようです。私の場合は、休憩時間には体を動かしたり、お茶を飲んだり、トイレに行ったりと頭を使わないようにしています。

 

33分33秒やって、5分休憩してというサイクルだと1セットだいたい40分です。ですから4時間だと6セット出来ることになります。あと何セットでどこまで出来るかななどと考えながら出来るので、私にはうまく合っているやり方だと思います。

 

時間の計り方も人それぞれで、実際はどういうやり方でもいいようです。ダイレクト出版の小川さんや寺本さんがオススメしているのは、タマゴ型のタイマーですが、私はスマホのアラーム機能を使っています。33分33秒と5分00秒が予め登録出来るので、切り替えながら使っています。

 

アラームが鳴ったらすぐやめる。これがポイントです。ライティング以外でもある程度長い時間、集中力を継続させる必要があるときには、是非オススメの方法です。

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